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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻12号

1976年12月発行

文献概要

トピックス

食道癌の診断

著者: 鍋谷欣市1

所属機関: 1杏林大第2外科

ページ範囲:P.1628 - P.1628

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 本邦における早期食道癌の集計をみると,初発症状は極めて軽微なものが多く,とくに微小癌や表層型癌では,もはや嚥下困難など従来の症状によるチェックでは不十分である.また食道癌治療成績の向上のためには,かかる微小癌や表層型癌の早期発見によって,はじめて期待されよう.
 筆者は,数年来食道癌の診断面での工夫に努めてきたが,小稿では食道X線連続撮影装置とカプセル法食道擦過細胞診の開発について述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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