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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻12号

1976年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 日常役立つ診療技術 診断篇 I.目的に応じた採血法

4.小児の採血法

著者: 西村昂三1

所属機関: 1聖路加国際病院小児科

ページ範囲:P.1634 - P.1637

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 小児の採血法は,周知のごとく年齢によりかなり難易の差が大であるが,乳幼児の採血が最もむずかしいのは,いうまでもない.しかし,最近は各種の検査が微量化してきたので,一昔前にくらべると小さい乳幼児から成人と同量の採血を必要とすることは少なくなってきた。換言すると,毛細管血の採血により,ほとんどすべての検査が行われるようになってきたが,完全に微量化されている施設はまだまだ少ないので,わが国の現状を考慮し,乳幼児の採血法のうち,とくに日常臨床上役立つと思われる方法について述べることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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