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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻12号

1976年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 日常役立つ診療技術 診断篇 IV.呼吸器系疾患の診断技術

1.flow-volume,closing-volumeの測定

著者: 佐々木孝夫1

所属機関: 1東北大第1内科

ページ範囲:P.1702 - P.1705

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flow-volume
原理
 flow-volumeとは肺に空気が出入りする時の気流速度flow(l/sec)をY軸に,空気量volume(l)をX軸として表現したものである。吸気・呼気を連続的に画いた場合をflow-volume loopといい,吸気あるいは呼気の一側のみの場合,flow-volume curveという慣習がある.また,ただ単にflow-volume曲線という場合には,最大吸気位より最大努力呼気時のmaximum expiratory flow-volume curve,MEFVをさすことが多く,臨床に応用されるのも,多くはこのMEFVである.
 図1に,MEFV,努力性呼気曲線(スパイログラム)およびiso-volume-pressure-flow curve(IVPF)3者の関係を示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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