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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻12号

1976年12月発行

文献概要

診療メモ

心電図測定に関すること

著者: 石川恭三1 柳沢厚生1

所属機関: 1杏林大第2内科

ページ範囲:P.1719 - P.1719

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 心電図の計測には,①棘波の振幅の計測,②時間幅の計測,③軸(axis)の計測がある.そのおのおのについて若干述べてみたい.
 ①棘波の振幅の計測:通常の心電計は熱ペン式なので心電図波形はかなりの幅をもった線で描かれることになる.この際,振幅の計測は基線の上縁(top)から棘波の上縁(top)まで(top-to-top)か,基線の下縁(bottom)から棘波の下縁(bottom)まで(bottom-to-bottorn)を計測すべきであり,決してtop-to-bottomとか,bottom-to-topなどの計測はすべきでない.また,基線の中点(middle)から棘波の中点(middle)まで(middle-to-middle)を計測してもよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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