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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻12号

1976年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 日常役立つ診療技術 診断篇 XII.内視鏡とそれによる生検

4.EPCG—内視鏡的膵胆管造影法

著者: 大井至1

所属機関: 1東女医大消化器病センター

ページ範囲:P.1864 - P.1866

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原理と歴史的背景
 EPCGは,Endoscopic Pancreatocholangiographyの略で,邦語では内視鏡的膵胆管造影法という.膵管の造影と胆管の造影を別個にあらわすには,EPGそしてECGと略する.逆行性膵胆管造影法,Endoscopic Retrograde Cholangiopancreatography(ERCP)の語も用いられている.
 EPCGは,1969年にわが国で開発され,そして急速に全世界に普及した,十二指腸ファイバースコープを使って行う膵臓と胆管系の検査法で,非観血的に膵管を造影する画期的な方法として注目されている.さらに,胆管系を簡単にしかも十分な精度で造影する方法としても,日常診療において広く用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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