文献詳細
臨時増刊特集 日常役立つ診療技術
診断篇 XIV.脈管造影法
文献概要
リンパ系造影法Lymphographyは,リンパ管に造影剤を注入することによって,リンパ管およびリンパ節をX線的に撮影する方法であり,Kinmonth(1952)の色素注入によるリンパ管染出の成功と,直接リンパ管内造影剤注入法の確立,およびすぐれた油性造影剤の登場と相まって,その臨床応用が急速に広がり,手技の簡便さと相まって,近年,routineの一般検査法となってきている.
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