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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻2号

1976年02月発行

文献概要

今月の主題 胆道疾患—診療の実際 診療の実際

症状による鑑別

著者: 槇哲夫1

所属機関: 1東北労災病院

ページ範囲:P.166 - P.167

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 胆道疾患の診断は,最近における経静脈性胆道撮影法の進歩(たとえばDrip Infusion Cholangiography)や直接胆道造影法(経皮経肝性造影および内視鏡による逆行性胆管造影)により,容易かつ正確にできるようになった.しかし,それだからといって症状上から,たとえば外来的診察で,一応の鑑別診断を考えることの必要性が減じたわけではない.ここでは胆道疾患を,日常多くみられる胆石症,胆嚢癌,胆管癌,さらに膵頭領域癌に分け,それぞれの疾患の症候上の特徴を,筆者の経験から吟味してみることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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