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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻2号

1976年02月発行

文献概要

今月の主題 胆道疾患—診療の実際 診療の実際

胆のう造影陰性例の取り扱い

著者: 勝田紀男1 瓦崎正昭1

所属機関: 1日医大第3内科

ページ範囲:P.184 - P.185

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 胆道疾患の大半が胆石症であり,次いで頻度は少なくなるが,胆石症との関連がしばしば問題となる悪性腫瘍がある.これらの胆道系疾患に対する診断法のひとつとして,X線診断が有力である.今日では,胆道造影法も各種行われ,排泄性造影法,EPCG,PTC,腹腔鏡下直接胆のう穿刺法などによって,診断率は著しく向上した.しかし,EPCG,PTC,腹腔鏡下胆のう穿刺法は,いずれも設備や経験が必要であり,どの施設でも行いうるとはいいがたく,一般的には排泄性造影法が行われている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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