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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻2号

1976年02月発行

文献概要

診療相談室

「前リウマチ熱状態」と考えてよいか

著者: 入交昭一郎1

所属機関: 1慶大内科

ページ範囲:P.245 - P.245

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質問 高熱の持続があり,ASLO値が高い。LeukocytoseやBlutbildに特異なものはなく,他にリウマチ熱の他覚的所見がない。Vペニシリンを使って行きますとASLO値および熱も下がってきます.これを「前リウマチ熱状態」ととらえてよいでしょうか.
 なお,本症例は,性別はいろいろで,年齢は学童期に多く,へんとう腺をはらすことが多い.関節痛はないものがほとんどで,またこうした状態をくりかえすものではありません.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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