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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻2号

1976年02月発行

文献概要

開業医学入門

開業医の診る発熱性疾患

著者: 柴田一郎

所属機関:

ページ範囲:P.288 - P.291

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 私ども開業医が扱う患者として,最も頻度の高いものは,発熱を主訴とする病気であることは,まず間違いのないところであろう.発熱といっても,腋窩検温法で,田坂らは2)37〜38℃を微熱,38〜39℃を中等熱,39℃以上を高熱としているが,ここでは一応38℃以上の発熱を広い意味での高熱と考え,高熱,微熱の順に頻度からみて,どんな疾患に遭遇することが多いか,経験的に話をすすめることにしたい.発熱を呈する疾患はさまざまな成書に表示されている1,2),しかし,これらはあらゆる場合を含むものであって,私たちが一生見ることのない病気も少なくはない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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