文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医に必要な末梢血管病変の知識 カラーグラフ
目でみる血管病
著者: 塩野谷恵彦1
所属機関: 1名大分院外科
ページ範囲:P.358 - P.359
文献購入ページに移動図1 36歳 男 Buerger病
Buerger病は20〜40代の喫煙家に好発し,下腿・足・趾動脈が主として閉塞されるので,足部の間歓性跛行・冷感・しびれとともに,趾の乏血症状が特徴的である.趾はチアノーゼを呈するが.下肢の挙上で趾は直ちに蒼白となり,下肢を下垂すると異常に赤紫色になる.ちょっとした外傷が誘因となって.趾の爪の周囲に潰瘍や壊死が生じる(図のように第1趾に最も多くみられる).皮膚は萎縮し,発毛や爪の成長も悪い.
Buerger病は20〜40代の喫煙家に好発し,下腿・足・趾動脈が主として閉塞されるので,足部の間歓性跛行・冷感・しびれとともに,趾の乏血症状が特徴的である.趾はチアノーゼを呈するが.下肢の挙上で趾は直ちに蒼白となり,下肢を下垂すると異常に赤紫色になる.ちょっとした外傷が誘因となって.趾の爪の周囲に潰瘍や壊死が生じる(図のように第1趾に最も多くみられる).皮膚は萎縮し,発毛や爪の成長も悪い.
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