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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻3号

1976年03月発行

文献概要

今月の主題 内科医に必要な末梢血管病変の知識 カラーグラフ

目でみる血管病

著者: 塩野谷恵彦1

所属機関: 1名大分院外科

ページ範囲:P.358 - P.359

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図1 36歳 男 Buerger病
 Buerger病は20〜40代の喫煙家に好発し,下腿・足・趾動脈が主として閉塞されるので,足部の間歓性跛行・冷感・しびれとともに,趾の乏血症状が特徴的である.趾はチアノーゼを呈するが.下肢の挙上で趾は直ちに蒼白となり,下肢を下垂すると異常に赤紫色になる.ちょっとした外傷が誘因となって.趾の爪の周囲に潰瘍や壊死が生じる(図のように第1趾に最も多くみられる).皮膚は萎縮し,発毛や爪の成長も悪い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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