文献詳細
文献概要
新薬の使い分け
新しい降圧剤の使い方—高血圧の重症度,原因,病態による降圧剤治療法
著者: 青木久三1
所属機関: 1名市大第2内科
ページ範囲:P.395 - P.397
文献購入ページに移動はじめに
高血圧症の降圧剤治療は,心不全,脳出血,腎不全など高血圧性心臓血管障害の予防のために異常に高い血圧を下げることにある.一方,高血圧症は種々の異なった病態により発症,また異なった病態を合併しているので,作用機序の異なった降圧剤を必要とする.まず新しい降圧剤で非サイアザイド系利尿剤,交感神経β遮断剤,Ca++拮抗性血管拡張剤にふれ,また以前から用いられているサイアザイド系,レセルピン系,ハイドラジン系などの降圧剤について使用法を述べる.
高血圧症の降圧剤治療は,心不全,脳出血,腎不全など高血圧性心臓血管障害の予防のために異常に高い血圧を下げることにある.一方,高血圧症は種々の異なった病態により発症,また異なった病態を合併しているので,作用機序の異なった降圧剤を必要とする.まず新しい降圧剤で非サイアザイド系利尿剤,交感神経β遮断剤,Ca++拮抗性血管拡張剤にふれ,また以前から用いられているサイアザイド系,レセルピン系,ハイドラジン系などの降圧剤について使用法を述べる.
掲載誌情報