icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina13巻3号

1976年03月発行

文献概要

皮膚病変と内科疾患

皮膚の増殖性病変と内的異常(その1)

著者: 三浦修1

所属機関: 1杏林大皮膚科

ページ範囲:P.404 - P.405

文献購入ページに移動
 皮膚の増殖性変化はどの層またはどの構成因子が,平面的あるいは立体的に増殖するかによって皮膚表現は異なる.これに加えて複数の因子の増殖とかひとつの因子の増殖と同時に他の因子の萎縮や色素異常などをきたし,あるいは紅斑を伴うなど,皮膚表現はしばしば複雑である.しかし,概括していうと結節や腫瘤となることが多い.
 角化層の増殖はしばしば不全角化を伴い,剥離すれば鱗屑となり,平面的に限局すれば胼胝を形成し(共に既出),立体的に増殖すれば皮角となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?