文献詳細
文献概要
今月の主題 腎不全の病態と治療 治療
食事療法
著者: 三村信英1
所属機関: 1虎の門病院腎センター
ページ範囲:P.500 - P.501
文献購入ページに移動 腎不全の食事療法は,人工透析療法の進歩と普及により,透析療法を頻回に行い,食事療法を緩和する方向にある.極端な場合には自由食を主張するものさえある.しかし,腎不全の食事療法を考える場合には,腎の病態生理および透析療法の方法,効率などが考慮されて実施されるべきである.
急性腎不全では早期に,積極的に予防的透析療法を実施することが良いとされているため,原疾患にさしつかえない限りは,全身状態の改善を主体とした食事療法を行い,透析療法の効率と回数の増加によって腎不全状態をコントロールすることである.これが予後を良好にする最大の手段である.
急性腎不全では早期に,積極的に予防的透析療法を実施することが良いとされているため,原疾患にさしつかえない限りは,全身状態の改善を主体とした食事療法を行い,透析療法の効率と回数の増加によって腎不全状態をコントロールすることである.これが予後を良好にする最大の手段である.
掲載誌情報