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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻4号

1976年04月発行

文献概要

新薬の使い分け

経口糖尿病薬

著者: 堀内光1

所属機関: 1済生会中央病院

ページ範囲:P.538 - P.539

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 スルフォニール尿素剤,ビグアナイド剤が用いられるようになって,これらの薬剤を経口糖尿病薬,経口糖尿病用剤,経口血糖降下剤などと呼んでいる.経口投与によって糖尿病の治療に役立てようとして1955年以来用いられてきたが,未だこれらの薬剤の作用機序は十分に解明されたとはいえない.糖尿病患者の血糖値を低下させることは認められるが,これが長期に糖尿病のすべての病態を改善に導くというには困難である.本剤の適応例の選定,糖尿病病態に対する効果の判定など慎重に検討しなければならない問題を残している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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