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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻6号

1976年06月発行

文献概要

今月の主題 肺のびまん性陰影をめぐって 診断のすすめ方

肺機能

著者: 滝島任1

所属機関: 1東北大第1内科

ページ範囲:P.778 - P.780

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 びまん性散布性肺疾患の病因は多種であり,形態的にみて病変の部位も肺胞系から気道系にわたり,いろいろ異なった局在を示すから,招来される呼吸機能障害も多様であり,画一的には論じられない.したがって,診断にあたっては,可能なかぎり各種の呼吸機能検査法を駆使し,多面的に評価し,的確な判断を下すのを原則とする.すなわち,通常ルチーンに行われるスパイログラフィー,血液ガスの検査を出発点とし,とくに肺の圧量曲線流量曲線,肺拡散能力の組み合わせによる評価が必要とされる.
 肺にびまん性陰影を認める場合,形態と機能の関連性からまず検討しなければならない綱目として,

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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