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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻6号

1976年06月発行

文献概要

今月の主題 肺のびまん性陰影をめぐって 診断のすすめ方

肺生検の価値—とくに開胸肺生検(Open Lung Biopsy)について

著者: 正木幹雄1 伴場次郎2 西山祥行2

所属機関: 1虎の門病院・胸部外科 2虎の門病院・外科

ページ範囲:P.782 - P.783

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はじめに
 肺のびまん性陰影をもつ疾患群では,種々の診断法があるが,最も確実で,適格な方法は開胸肺生検――Open Lung Biopsy以外にない.
 Rayらも,開胸肺生検が最も満足が得られる生検標本を取ることができると述べている.
 昭和34年以来,開胸肺生検を行い,幾多のびまん性肺疾患の診断および治療上,役立ってきたが,未だ,数多くのびまん性肺疾患群があり,それらの診断治療の解明のために,的確な標本を得られることにも,開胸肺生検の価値はすこぶる大である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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