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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻6号

1976年06月発行

文献概要

診断基準とその使い方

大動脈炎症候群

著者: 伊藤巌1

所属機関: 1東大第2内科

ページ範囲:P.848 - P.851

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 大動脈炎症候群には,従来,脈なし病,異型大動脈縮窄症と呼ばれたもののほか,腎血管性高血圧,大動脈弁閉鎖不全なども含まれており,病変の分布や程度が異なるにつれて,その臨床像はきわめて多彩である.しかし,本症候群がひとつの疾患単位を構成することについては,ほぼ異論はない.そこで,本症を有するすべての症例を包含する臨床的な診断基準として,次の3項目をあげることができよう.
  1.大動脈。基幹動脈・肺動脈の炎症により生ずる狭窄・拡張に由来する臨床症候のひとつ以上を示している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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