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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻7号

1976年07月発行

文献概要

今月の主題 内科疾患としての先天性代謝異常 カラーグラフ

先天性代謝異常の皮膚所見

著者: 三浦修1

所属機関: 1杏林大皮膚科

ページ範囲:P.962 - P.963

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図1 黄色腫
 皮膚に黄色の境界明確な斑,丘疹、結節などを形成し,自覚症はない.本症は現在,血清蛋白分両法によるリポプロティンの性状に従って5型に分類されている、いずれにしても,遺伝性と続発性があり,遣伝性は常染色体性優性が多く〈II,III,IV,V型〉飼:劣性型はI型のみである.臨床的には空腹時血清の白濁しているトリグリセリド(中性脂肪)血症と高コレステリン血症に分けたほうが便利である,前者にはI,IV,V型,後者にはII,III型が属し,臨床症状にも多少の相違が見られる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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