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文献概要
今月の主題 知っておきたいリハビリテーションの技術 脳卒中のリハビリテーション
初期のリハビリテーション
著者: 重野幸次1
所属機関: 1伊豆韮山温泉病院内科
ページ範囲:P.1050 - P.1053
文献購入ページに移動初期リハビリテーションの意義と目的
脳血管障害(以下CVD)初期のリハビリテーション(以下リハ)は,臥床期に行う機能回復訓練を指す.が,機能回復訓練というより,急性期CVD患者の適切な看護処置というべきもので,本格的な機能訓練への準備毅階の処置といえる.
その意義は,①残存機能の維持と強化,②褥瘡,関節変形・拘縮など,後に述べるCVDの随伴症(機能訓練の阻害因子)の予防,③患者の心身の調整,にある.
脳血管障害(以下CVD)初期のリハビリテーション(以下リハ)は,臥床期に行う機能回復訓練を指す.が,機能回復訓練というより,急性期CVD患者の適切な看護処置というべきもので,本格的な機能訓練への準備毅階の処置といえる.
その意義は,①残存機能の維持と強化,②褥瘡,関節変形・拘縮など,後に述べるCVDの随伴症(機能訓練の阻害因子)の予防,③患者の心身の調整,にある.
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