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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻8号

1976年08月発行

文献概要

今月の主題 知っておきたいリハビリテーションの技術 脳卒中のリハビリテーション

排尿障害とその管理

著者: 三島博信1

所属機関: 1洞爺協会病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.1070 - P.1071

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 "脳卒中後遺症には膀胱麻痺のあるものが多い"といっても,多分に疑問視される方も少なくないのではなかろうか.
 脊髄損傷では,尿路管理が適切に行われているかどうかということが,患者の社会復帰の可能性や生命的予後にも大きく影響するということは周知のとおりである.しかし,脳卒中の場合には尿路管理に対してあまり関心が払われていないように思われる.それは,脳卒中では老人が多いのだから,ある程度の頻尿や排尿障害があっても当たり前だし,膀胱は両側大脳半球の二重支配をうけているのだから,片麻痺では膀胱麻痺は起こらないという先入観があるからであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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