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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻9号

1976年09月発行

診断基準とその使い方

膵癌

著者: 山形敞一1 片岡茂樹1

所属機関: 1東北大第3内科

ページ範囲:P.1286 - P.1289

文献概要

 近年,わが国では膵癌による死亡率は次第に増加しつつあるが,この現象がそのまま膵癌発生率の上昇を意味するとみるよりも,むしろ診断技術の向上などで膵癌と確診される症例の頻度が増加しつつあると考えた方が妥当である.しかし,根治手術が適応される症例の頻度は現在なお低率であり,早期診療を目的とした納得のいく診断基準を提示することは,極めて困難な現状といってよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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