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疾患合併と薬剤
腎不全に抗生物質を使うとき
著者: 中村定敏1
所属機関: 1北九州クリニック
ページ範囲:P.124 - P.125
文献購入ページに移動腎不全患者の特徴
腎不全患者は,栄養状態の不良,貧血,代謝性acidosis,抗体産生の低下,治癒機構の遅延などのため,感染しやすく,治療も困難である.浮腫,蛋白代謝産物の蓄積,高血糖などもまた感染に対する抵抗力を減弱させ,そのうえ抗生物質の効力も低下させる.
腎不全患者は,栄養状態の不良,貧血,代謝性acidosis,抗体産生の低下,治癒機構の遅延などのため,感染しやすく,治療も困難である.浮腫,蛋白代謝産物の蓄積,高血糖などもまた感染に対する抵抗力を減弱させ,そのうえ抗生物質の効力も低下させる.
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