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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻1号

1977年01月発行

文献概要

図解病態のしくみ

橋本病の合併症—Overlap症候群

著者: 永田格12 青木矩彦3

所属機関: 1関西電力病院 2京大第1内科 3近畿大内科

ページ範囲:P.132 - P.133

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 はじめに 1950年代に自己抗体が発見されて以来,橋本病は自己免疫病を代表している.それまで珍しいものと信じられていたのが,近頃はびまん性甲状腺腫をみれば本病かと思うほどポピュラーになった.確実な治療法はまだないが,予後佳良で,したがって,専門外来では多数を取り扱うことになり,その過程で合併症の特性が自然注目されるのである.それは膠原病ないし自己免疫疾患であり,しかも一つだけでなく複数のこともある.その組み合わせ・存在の様式も多彩である.そして,家族にもその傾向がみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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