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臨床病理医はこう読む—免疫血清検査・2
癌胎児性抗原(CEA)
著者: 伊藤忠一1
所属機関: 1岩手医大中央検査部
ページ範囲:P.1456 - P.1457
文献購入ページに移動CEAとは
carcinoembryonic antigen(CEA)もα-fetoprotein(AFP)もともに腫瘍関連抗原(tumor-associated antigen)である.
CEAは1965年,Goldらによって結腸癌組織中に見出された分子量約20万の糖蛋白である.発見の当初,本抗原は癌に特異的な抗原と考えられたが,その後胎生期の結腸組織にも存在することが明らかにされ,癌胎児性抗原と命名されるに至ったものである.
carcinoembryonic antigen(CEA)もα-fetoprotein(AFP)もともに腫瘍関連抗原(tumor-associated antigen)である.
CEAは1965年,Goldらによって結腸癌組織中に見出された分子量約20万の糖蛋白である.発見の当初,本抗原は癌に特異的な抗原と考えられたが,その後胎生期の結腸組織にも存在することが明らかにされ,癌胎児性抗原と命名されるに至ったものである.
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