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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻11号

1977年11月発行

文献概要

診断基準とその使い方

高血圧症

著者: 青木久三1

所属機関: 1名市大第2内科

ページ範囲:P.1605 - P.1607

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はじめに
 高血圧症は正常より高い動脈血圧で血液循環が維持される病態で,一般に左心室内圧の上昇を伴う.血圧は間接法で容易に測定可能であるが,測定時の精神的・肉体的,また環境状態(寒冷,雑音など)で短時間に容易に変動する.この血圧の特微は高血圧の診断を困難にする1要因である.測定時の条件で,随時血圧,基礎血圧,近似基礎血圧(安静時血圧),自宅血圧,運動時血圧1)(図1,2)などが区別される(表1)2),平均血圧は〔拡張期血圧+1/3(収縮期血圧-拡張期血圧)〕,追加血圧は〔随時血圧-基礎血圧〕で計算する2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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