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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻11号

1977年11月発行

文献概要

疾患合併と薬剤

胃炎・胃潰瘍患者と非ステロイド系鎮痛解熱剤・抗炎症剤

著者: 長谷克1

所属機関: 1日大第3内科

ページ範囲:P.1610 - P.1612

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はじめに
 与えられた表題は胃・十二指腸潰瘍を有する患者に,胃腸管以外の疾患で炎症・疼痛などが起こったときにどのように対処するかという意味と思う.
 胃・十二指腸潰蕩の発生には,胃粘膜の防御因子と攻撃因子のバランスにより説明されており,粘膜防御因子として,粘膜抵抗,粘液質,局所循環,塩酸,ペプシン分泌などがあげられ,攻撃因子としては,塩酸・ペプシン分泌促進機構,壁細胞数,粘膜の機械的障害などがあげられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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