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私の経験例
左上腹部痛を主症状とした肺炎
著者: 西崎統1
所属機関: 1聖路加国際病院内科
ページ範囲:P.1799 - P.1799
文献購入ページに移動 72歳の男性.56歳時に虫垂切除,57歳時に腸閉塞で手術を受けた既往がある.
来院の約3週間前から風邪気味で,微熱が続いていたが,咳嗽や喀痰はない.3日前ぐらいから左上腹部痛が出現してきた.その痛みは左上腹部に比較的限局しており,持続性である.痛みは次第に増強してきて,食事を摂るとなお痛みは強くなる.しかし,嘔気はなく,また便通は正常である,とのことで救急入院した.
来院の約3週間前から風邪気味で,微熱が続いていたが,咳嗽や喀痰はない.3日前ぐらいから左上腹部痛が出現してきた.その痛みは左上腹部に比較的限局しており,持続性である.痛みは次第に増強してきて,食事を摂るとなお痛みは強くなる.しかし,嘔気はなく,また便通は正常である,とのことで救急入院した.
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