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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻12号

1977年12月発行

臨時増刊特集 診断基準とその使い方

IV.肝・胆道・膵疾患

薬物性肝障害

著者: 山本祐夫1

所属機関: 1阪市大第3内科

ページ範囲:P.1828 - P.1829

文献概要

はじめに
 薬物は医薬品,および化学物質を意味するが,薬物性肝障害は,中毒性機序によるものとアレルギー性機序によるものとに大別される。医薬品による肝障害は,アレルギー性機序によるものが大多数である.
 薬物性肝障害の診断では,薬物の服用にひき続いて肝障害が起こったことを確かめることがまず必要であるが,最近にいたり,患者末梢血リンパ球培養法による優れた薬物アレルギー性試験が開発され,本症の診断は大きな進歩を遂げた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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