文献詳細
臨時増刊特集 診断基準とその使い方
V.内分泌・代謝疾患
文献概要
急性甲状腺炎
咽頭炎,扁桃腺炎などに続発し,また全身性化膿性疾患において,他の化膿巣から血行性に感染して発症するが,きわめてまれであり,また甲状腺手術患者中0.03〜0.29%にみられるといわれる.
正常甲状腺に発症する急性甲状腺炎と甲状腺腫に発症する急性甲状腺腫炎とに分けられ,起炎菌として,連鎖球菌,ブドウ球菌,肺炎双球菌などがあげられる.
咽頭炎,扁桃腺炎などに続発し,また全身性化膿性疾患において,他の化膿巣から血行性に感染して発症するが,きわめてまれであり,また甲状腺手術患者中0.03〜0.29%にみられるといわれる.
正常甲状腺に発症する急性甲状腺炎と甲状腺腫に発症する急性甲状腺腫炎とに分けられ,起炎菌として,連鎖球菌,ブドウ球菌,肺炎双球菌などがあげられる.
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