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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻12号

1977年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 診断基準とその使い方 VI.神経・筋疾患

脳血管疾患

著者: 田崎義昭1

所属機関: 1北里大内科

ページ範囲:P.1950 - P.1954

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はじめに
 脳血管疾患の診断は,最近種々な補助診断法の導入により容易なものになりつつある.補助診断法としては,これまで主に脳血管撮影,脳スキャンなどが用いられてきたが,現在ではcomputed tomography(CT)が使用されるようになり,きわめて精度の高いものになりつつある.しかしCTを設置してある病院はまだ数少なく,突発する脳卒中患者をCTのある施設まで移送する体制も整備されていない.したがって現状では,実地医の大多数は往診先で脳血管疾患の大まかな診断をせねばならない.ここではベットサイドでの脳血管疾患の診断に必要なポイントをあげておこう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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