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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻12号

1977年12月発行

臨時増刊特集 診断基準とその使い方

VI.神経・筋疾患

てんかん

著者: 玉井充1

所属機関: 1名古屋保健衛生大精神神経科

ページ範囲:P.1974 - P.1977

文献概要

定義と診断基準
 てんかんの概念については,WHO国際てんかん用語委員会の定義が広く認められている,それによれば,「種々の成因によってもたらされる慢性の脳疾患であって,大脳ニューロンの過剰な発射による反復性の発作(てんかん発作)を主徴に,いろいろの臨床および検査所見を伴うもの」とされている.すなわち,てんかんは臨床的には反復性の発作症状を示し,脳波所見からそれが裏づけられるものである.
 これらを踏まえて考えると,てんかんの診断には表1の順序が必要になる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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