文献詳細
臨時増刊特集 診断基準とその使い方
VI.神経・筋疾患
文献概要
定義と診断基準
てんかんの概念については,WHO国際てんかん用語委員会の定義が広く認められている,それによれば,「種々の成因によってもたらされる慢性の脳疾患であって,大脳ニューロンの過剰な発射による反復性の発作(てんかん発作)を主徴に,いろいろの臨床および検査所見を伴うもの」とされている.すなわち,てんかんは臨床的には反復性の発作症状を示し,脳波所見からそれが裏づけられるものである.
これらを踏まえて考えると,てんかんの診断には表1の順序が必要になる.
てんかんの概念については,WHO国際てんかん用語委員会の定義が広く認められている,それによれば,「種々の成因によってもたらされる慢性の脳疾患であって,大脳ニューロンの過剰な発射による反復性の発作(てんかん発作)を主徴に,いろいろの臨床および検査所見を伴うもの」とされている.すなわち,てんかんは臨床的には反復性の発作症状を示し,脳波所見からそれが裏づけられるものである.
これらを踏まえて考えると,てんかんの診断には表1の順序が必要になる.
掲載誌情報