文献詳細
臨時増刊特集 診断基準とその使い方
VI.神経・筋疾患
文献概要
概念
神経・筋接合部に障害があって,神経から筋への伝達が不完全となり,しばしばブロックの状態が生じる疾患のうち,原因が明らかでないものを指す.神経・筋伝達ブロックを主症状とする疾患は表1のように分類できるが,これらのうち重症筋無力症は免疫異常によると推定されており,しばしば自己免疫疾患のひとつに数えられている.
神経・筋接合部に障害があって,神経から筋への伝達が不完全となり,しばしばブロックの状態が生じる疾患のうち,原因が明らかでないものを指す.神経・筋伝達ブロックを主症状とする疾患は表1のように分類できるが,これらのうち重症筋無力症は免疫異常によると推定されており,しばしば自己免疫疾患のひとつに数えられている.
掲載誌情報