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臨時増刊特集 診断基準とその使い方 VI.神経・筋疾患
重症筋無力症
著者: 木下真男1
所属機関: 1東邦大第4内科
ページ範囲:P.1998 - P.2000
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神経・筋接合部に障害があって,神経から筋への伝達が不完全となり,しばしばブロックの状態が生じる疾患のうち,原因が明らかでないものを指す.神経・筋伝達ブロックを主症状とする疾患は表1のように分類できるが,これらのうち重症筋無力症は免疫異常によると推定されており,しばしば自己免疫疾患のひとつに数えられている.
神経・筋接合部に障害があって,神経から筋への伝達が不完全となり,しばしばブロックの状態が生じる疾患のうち,原因が明らかでないものを指す.神経・筋伝達ブロックを主症状とする疾患は表1のように分類できるが,これらのうち重症筋無力症は免疫異常によると推定されており,しばしば自己免疫疾患のひとつに数えられている.
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