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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻12号

1977年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 診断基準とその使い方 VII.膠原病・免疫・アレルギー疾患

全身性エリテマトーデス(SLE)

著者: 大藤眞1

所属機関: 1岡山大第3内科

ページ範囲:P.2020 - P.2023

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概念
 1948年Klempererは結合織の細胞間成分とくに膠原線維ほか線維成分の変性に注目してdiffuse collagen diseaseの概念を作ったが,全身性エリテマトーデス(SLE)はその素材の一つであった.
 その後1950年代になってSLEの患者の材料からLE因子,抗核抗体が発見され,自己免疫性溶血性貧血の抗赤血球抗体,慢性関節リウマチのリウマチ因子,慢性甲状腺炎の抗甲状腺抗体などの発見と相伴って,この時代に自己免疫の概念が確立されるに至った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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