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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻12号

1977年12月発行

臨時増刊特集 診断基準とその使い方

VII.膠原病・免疫・アレルギー疾患

多発性筋炎,皮膚筋炎

著者: 里吉営二郎1 若田宣雄1

所属機関: 1東邦大第4内科

ページ範囲:P.2024 - P.2027

文献概要

概念と分類
 多発性筋炎と皮膚筋炎はいずれも筋に一次性の炎症性反応を伴って筋変性を示す疾患で,その分類や定義は未だ一定の見解に達していない.皮膚科領域では,多発性筋炎は皮膚症状のない皮膚筋炎と考える人も少なくないが,内科領域では両者およびその類縁疾患を含めて広義の多発性筋炎ないし多発性筋炎症候群として取り扱っているものが多い.
 内科では一般にWaltonおよびAdams1),ないしPearsonの分類が用いられ(表1)ているが,その分類の基準も少し曖昧で,なかなか判然としていない傾向がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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