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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻12号

1977年12月発行

臨時増刊特集 診断基準とその使い方

XI.小児の疾患

難治性下痢

著者: 本間道1

所属機関: 1獨協医大第1小児科

ページ範囲:P.2163 - P.2165

文献概要

概念
 下痢とは一つの症状であり,したがって難治性下痢とは治りにくい下痢ということである.
 近年,乳児の下痢を伴う疾患を,治りやすいか治りにくいかということに重点を置いて研究し,治療をすることが行われている.これによると,乳児の下痢を起こす疾患は,①簡単な対症療法で治るもの,および容易に診断でき,抗生物質に反応する細菌性腸炎,②原因が明らかである原疾患に二次的に治りにくい下痢を伴うもの,③些細な原因で下痢が起こるが,徐々に悪化し治りにくいもの,の3グループに分けられるという1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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