文献詳細
文献概要
臨時増刊特集 診断基準とその使い方 XII.癌
子宮癌
著者: 笠松達弘1
所属機関: 1国立がんセンター病院婦人科
ページ範囲:P.2230 - P.2231
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子宮癌には子宮頸部に原発する子宮頸癌と子宮体部に原発する子宮体癌とがある.両者は単に原発部位が異なるだけでなく,発生原因,治療法などかなり異なる点があり,区別して診断する.どちらが原発か不明の場合は,扁平上皮癌は頸癌に,腺癌は体癌に分類する.子宮癌の診断は必ず病理組織学的に確定されていなければならない(細胞診のみでは不可).
子宮癌には子宮頸部に原発する子宮頸癌と子宮体部に原発する子宮体癌とがある.両者は単に原発部位が異なるだけでなく,発生原因,治療法などかなり異なる点があり,区別して診断する.どちらが原発か不明の場合は,扁平上皮癌は頸癌に,腺癌は体癌に分類する.子宮癌の診断は必ず病理組織学的に確定されていなければならない(細胞診のみでは不可).
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