文献詳細
文献概要
今月の主題 知っておきたい骨・関節疾患の診かた 診断法
X線写真の読み方
著者: 古谷誠1
所属機関: 1国立病院医療センター整形外科
ページ範囲:P.2256 - P.2260
文献購入ページに移動はじめに
骨・関節疾患のうち,一般内科的クリニックでもX線写真の読影を必要とすることが最も多いのは,項・脊・腰痛などを主訴とする脊椎疾患であろう.
脊椎は体の中心にあり,外部からの触診は困難な上,形も構造も複雑で,その形態上の変化を知るにはX線検査がほとんど唯一の手段である.関節疾患も数多いが,その診断にはむしろ臨床所見が優先し,X線所見は補助的であるといえる.
骨・関節疾患のうち,一般内科的クリニックでもX線写真の読影を必要とすることが最も多いのは,項・脊・腰痛などを主訴とする脊椎疾患であろう.
脊椎は体の中心にあり,外部からの触診は困難な上,形も構造も複雑で,その形態上の変化を知るにはX線検査がほとんど唯一の手段である.関節疾患も数多いが,その診断にはむしろ臨床所見が優先し,X線所見は補助的であるといえる.
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