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文献概要
今月の主題 知っておきたい骨・関節疾患の診かた 診断法
骨シンチグラム
著者: 石井勝己1
所属機関: 1北里大放射線科
ページ範囲:P.2261 - P.2263
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骨シンチグラムに99mTc燐酸化合物が用いられるようになってから,骨シンチグラム像は従来のものより良質のものが得られるようになり,放射性同位元素(以下RIと略す)による検査のうち重要な検査項目となってきた.X線検査による形態的把握と異なり,RI検査は一般に機能的,生理的異常の把握ができる特徴がある.とくにシンチカメラの開発,ミニコンピュータの利用などにより,骨疾患患者の検査を行う上に重要な役割を占めつつある.今回は骨・関節疾患に対する骨シンチグラムの利用に関する概略を述べる.
骨シンチグラムに99mTc燐酸化合物が用いられるようになってから,骨シンチグラム像は従来のものより良質のものが得られるようになり,放射性同位元素(以下RIと略す)による検査のうち重要な検査項目となってきた.X線検査による形態的把握と異なり,RI検査は一般に機能的,生理的異常の把握ができる特徴がある.とくにシンチカメラの開発,ミニコンピュータの利用などにより,骨疾患患者の検査を行う上に重要な役割を占めつつある.今回は骨・関節疾患に対する骨シンチグラムの利用に関する概略を述べる.
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