文献詳細
文献概要
今月の主題 知っておきたい骨・関節疾患の診かた 診断法(カラーグラフ)
関節鏡
著者: 武田栄1
所属機関: 1東京逓信病院・整形外科
ページ範囲:P.2273 - P.2275
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関節鏡の創始者,高木憲次博士が訪欧の途次,諸国の学者に関節の内視について問うたところ,「レントゲン像に見える関節の裂隙は軟骨の幅であって,実際の空間ではない」と嘲笑されたという.
しかし,いまや膝関節では,容易にその大部分を鏡視できる時代になっている.
日常,膝痛や慢性膝関節炎の患者を診察してみて,外からはみな同じようで,その判定に困惑する場合が多い.
ここに膝関節内所見を呈示する.
関節鏡の創始者,高木憲次博士が訪欧の途次,諸国の学者に関節の内視について問うたところ,「レントゲン像に見える関節の裂隙は軟骨の幅であって,実際の空間ではない」と嘲笑されたという.
しかし,いまや膝関節では,容易にその大部分を鏡視できる時代になっている.
日常,膝痛や慢性膝関節炎の患者を診察してみて,外からはみな同じようで,その判定に困惑する場合が多い.
ここに膝関節内所見を呈示する.
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