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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻13号

1977年12月発行

文献概要

今月の主題 知っておきたい骨・関節疾患の診かた 骨・関節症とそれとまぎらわしいもの

変形性関節症—診断のポイントを中心にして

著者: 嶋良宗1

所属機関: 1和歌山医大整形外科

ページ範囲:P.2311 - P.2315

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 変形性関節症とは 国際リウマチ学会で採用された「リウマチおよびその近似疾患の命名と分類」によると,変形性関節症は,椎間板障害とともに"変性性"のもとに総括されて,慢性関節リウマチなどを含む"炎症性"に続き,"一般にリウマチといわれる疾患"の内の"関節型"の中に位置づけられている.
 このように,本症は,加齢的に進行する退行性変化を基盤とし,諸機序を介して,荷重と運動を強制される関節構成体に変形を生じ,機能的に破綻をきたす疾患である.臨床的には,安静により軽減する運動痛が特徴的である(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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