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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻13号

1977年12月発行

演習・X線診断学 血管造影写真読影のコツ・12

脊髄動脈造影

著者: 平松京一1

所属機関: 1慶大放射線診断部

ページ範囲:P.2326 - P.2332

文献概要

 脊髄疾患の診断に血管造影が応用されるようになってもう10年近くになりますが,本邦でもこの脊髄動脈造影が最近ようやく普及してきました.脊髄疾患のうち血管造影の適応となるものとしては,脊髄動静脈奇形(A-V malformation),脊髄の腫瘍,外傷を含む脊髄の虚血性疾患などがあげられます.とくに動静脈奇形は最もよい適応であり,血管造影が施行されていないと手術時のアプローチが大変困難になるといわれています.そこでこの血管造影読影シリーズの最後に,脊髄動脈造影をとりあげることにします.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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