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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻13号

1977年12月発行

文献概要

内科臨床に役立つ眼科の知識

糖尿病性網膜症(4)

著者: 松井瑞夫1

所属機関: 1日大眼科

ページ範囲:P.2368 - P.2369

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 今回は糖尿病性網膜症の治療法について,現在どのような治療方針がとられているか述べてみたい.もちろん,この治療方針については,いろいろな考え方がある.したがって,ここではなるべく最大公約数的な考え方を述べるように努めるが,筆者の考え方が主体になることを予めお断りしておきたい.
 糖尿病性網膜症の分類のところで述べたように,現在,糖尿病性網膜症は治療方針の決定,換言すれば進行性の有無ということを主要因として,非増殖性網膜症と増殖性網膜症とに2大別され,さらに両者の間の移行型ともいうことのできる前増殖性網膜症preproliferative retinopathyという概念が導入されてきた,以下,各病型別に治療方針を述べてみよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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