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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻2号

1977年02月発行

文献概要

臨床病理医はこう読む ホルモン異常・5

末端肥大症

著者: 屋形稔1

所属機関: 1新潟大中央検査部

ページ範囲:P.254 - P.255

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 この症例にみられる陽性所見は,まず尿糖と空腹時高血糖とともに,50gOGTTによる糖尿病型血糖曲線である.血液化学ではIP(無機リン)の変化がみられ,尿中17-OHCSの増加がみられる,さらに血中成長ホルモン(GH)もやや増加しているが,正常人でも10ng/mlくらいまで達することもあり,GH過剰症(10〜500ng/ml)としてはやや低目の値である.したがって,この点を確かめるためには,GH刺激試験やGH抑制試験などの負荷テストを実施しなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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