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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻3号

1977年03月発行

今月の主題 熱性疾患への臨床的アプローチ

各種疾患と発熱

一般感染症

著者: 国井乙彦1 小松喬1

所属機関: 1東大医科研内科

ページ範囲:P.342 - P.344

文献概要

はじめに
 発熱を伴う疾患は日常臨床において遭遇する機会は多く,後述するごとくその大部分が感染に由来している.しかし,かつて発熱患者において1位を占めていた結核症が公衆衛生,化学療法などの進歩により減少し,また感染症全体としてもいわゆる法定伝染病に属するものは激減しており,代わって白血病,膠原病などの比率が増加していることが指摘されている.この比率は患者に接する立場によって異なるが,第一線においては依然としてまず感染症を考えなければならない.本稿では,発熱疾患における感染症のとらえ方について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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