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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻3号

1977年03月発行

今月の主題 熱性疾患への臨床的アプローチ

各種疾患と発熱

薬剤アレルギー

著者: 可部順三郎1

所属機関: 1国立病院医療センター呼吸器科

ページ範囲:P.358 - P.359

文献概要

薬剤による発熱と薬剤アレルギー
 薬剤による発熱は多岐にわたる直接的・間接的作用によって起こりうるわけで,広義のdrugfeverは薬剤アレルギーによるもののみでなく,薬剤の代謝,中枢神経系への作用,host-parasite relationship,二次感染への影響,組織障害,発熱因子によるものなど種々のものを含んでいる(表)1)
 薬剤アレルギーに基づく発熱は,発熱のみを主症状とする場合と,発熱と同時に皮膚発疹,光線過敏症や筋肉痛・関節痛などの血清病様症状,血液異常,肝機能障害などの他の薬剤アレルギーの症状を伴う場合とがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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