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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻3号

1977年03月発行

文献概要

今月の主題 熱性疾患への臨床的アプローチ カラーグラフ

発疹を伴う発熱性疾患

著者: 柳下徳雄1

所属機関: 1都立駒込病院感染症科

ページ範囲:P.384 - P.387

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予想すべき疾患名と頻度
 一般に,発疹を伴う発熱性疾患の患者をみた場合は,まず急性発疹性の感染症を考えるべきであるが,薬疹や膠原病なども忘れてはならない.また,これらの疾患の頻度は年齢層によって大差があることは周知のところであるが,成人と小児に大別して,その傾向を示せば表1のごとくである.
 小児では,麻疹,猩紅熱,突発性発疹,水痘,風疹の順で頻度も高いが,成人では,帯状庖疹,薬疹,風疹,湿疹(紅皮症),猩紅熱,水痘などが低い頻度で並んでいる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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