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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻4号

1977年04月発行

文献概要

今月の主題 内分泌疾患診断の進歩 診断のすすめ方

甲状腺—外科から

著者: 増田富一1 星子直躬2

所属機関: 1関東逓信病院・一般外科 2関東逓信病院・外科

ページ範囲:P.495 - P.497

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 甲状腺疾患の診断に当たって,内科的には患者の一般的な主訴(たとえば疲労感,体重減少,下痢,動悸,四肢のしびれ感,浮腫感など)によって,甲状腺機能の異常を診断することが大事である.しかし,外科を訪れる患者の大半は表1のように前頸部腫瘤を主訴とし,その約1/3は他人の指摘によって来院することが多い.故に外科の診察では,前頸部腫脹が甲状腺腫であり,その手術適応を決定することが最も重要となってくる.以下,当科で行っている検査およびその成績を参考にして,診断のすすめ方を述べてみることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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