文献詳細
文献概要
今月の主題 内分泌疾患診断の進歩 知っておきたいホルモン
カルチトニン
著者: 野田進一1 森井浩世1
所属機関: 1阪市大第2内科
ページ範囲:P.516 - P.517
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カルチトニン(Calcitonin)は,1962〜3年にCopp,Munsonらによって発見されたホルモンであり,この15年間に基礎,臨床にわたり多数の研究が行われた.しかしながら,カルチトニンの生理的意義については,なお解明されていないといってよい.現在の時点におけるカルチトニンの知見を整理してみると,以下のごとくである.
化学構造 ブタ,ウシ,ヒツジ,ヒト,サケ(I〜III),ウナギについて化学構造が確定され,いずれも32個のアミノ酸からなることが示された.さらにラットについても研究がすすめられている.
カルチトニン(Calcitonin)は,1962〜3年にCopp,Munsonらによって発見されたホルモンであり,この15年間に基礎,臨床にわたり多数の研究が行われた.しかしながら,カルチトニンの生理的意義については,なお解明されていないといってよい.現在の時点におけるカルチトニンの知見を整理してみると,以下のごとくである.
化学構造 ブタ,ウシ,ヒツジ,ヒト,サケ(I〜III),ウナギについて化学構造が確定され,いずれも32個のアミノ酸からなることが示された.さらにラットについても研究がすすめられている.
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