icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina14巻4号

1977年04月発行

文献概要

今月の主題 内分泌疾患診断の進歩 知っておきたいホルモン

カルチトニン

著者: 野田進一1 森井浩世1

所属機関: 1阪市大第2内科

ページ範囲:P.516 - P.517

文献購入ページに移動
生理的意義
 カルチトニン(Calcitonin)は,1962〜3年にCopp,Munsonらによって発見されたホルモンであり,この15年間に基礎,臨床にわたり多数の研究が行われた.しかしながら,カルチトニンの生理的意義については,なお解明されていないといってよい.現在の時点におけるカルチトニンの知見を整理してみると,以下のごとくである.
 化学構造 ブタ,ウシ,ヒツジ,ヒト,サケ(I〜III),ウナギについて化学構造が確定され,いずれも32個のアミノ酸からなることが示された.さらにラットについても研究がすすめられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?