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文献概要
今月の主題 癌治療の最前線 問題となる癌の治療の実際
子宮癌
著者: 笠松達弘1
所属機関: 1国立がんセンター婦人科
ページ範囲:P.1146 - P.1147
文献購入ページに移動子宮頸癌の治療法には,手術療法と放射線治療があり,両治療法ともよい治療効果が得られている.副作用そのほかに一長一短があり,症例ごとに,より適している治療法を選択し,または両治療法を組み合わせて治療することが治療成績を向上させる最も重要な点と考えられる.制癌剤による化学療法は,再発,転移の場合は別として,初回の治療法としては補助的の治療にとどまっており,その価値も確定されていない.
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